ダブルクロス The 3rd Edition『月が満ちる日』(GM:銀河忍風)

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【ステージ概要:大N市】

都心ほど近くに横たわる眠らない大都市、N市。
土地の広大さとR犯罪の発生率故に街は13の区域で分割され、
番号(ナンバー)を与えられたUGN支部によって日常は守護されている。
その様を人々はこう呼んだ……『大N市』。
(『大N市』イントロダクションより)

現代異能TRPG『ダブルクロス3rd edition』交流企画『大N市』へようこそ!
この企画は13の区画に分けられた大都市『N市』を舞台に、
そこに暮らす「超人」(オーヴァード)たちが時に協力し、時に反目しつつ絆(ロイス)を結んでいく、
という内容となっています。
(『大N市』企画趣旨より)

関連サイト - 《大N市wiki》

【セッションアジャスター】

GM:本日のSA(セッションアジャスター)はこちらとなります。

【SA-05/ある日、ヒロインが落ちてきて】
 あなた(あるいはあなたたち)の目の前に、彼、あるいは彼女は唐突に訪れた。
 組織の戦闘エージェントかもしれないし、由来不明のオーヴァードかもしれない。
 いずれにせよ、何者かと戦っていたことだけは確かだ。
 戦いには相手が必要だ。浅からぬダメージを負った来訪者を追い、脅威が街に現れる。
 あなたたちが取るべき対応は何か。決断のときが迫っている。

 このSAのBOSSは「SANPCを追ってきた脅威」である。

 SANPC:傷ついた来訪者
 彼もしくは彼女は、BOSSによって浅からぬダメージを負わされたオーヴァードです。
 何らかの理由(共感できて、PCが共闘可能な理由がいいでしょう)でBOSSと敵対しています。
 基本的には、BOSSとの戦いに他の人間を巻き込もうとしないほうがいいでしょう。
 もちろん、SANPC一人ではBOSSとまともに戦うことなどできません。PCの力が必要です。
 なお、基本的にBOSSは、どこまでもSANPCを追ってきます。逃げたところで無駄なのです。

 HO-05-01:SANPC
 あなたはひょんなことからSANPCを拾い、保護することになった。
 SANPCは、強力なBOSSに追われている。遠からず、決定的な危険がやってくるだろう。
 あなたのシナリオの目的は「SANPCを助ける」ことだ。

 HO-05-02:BOSS
 あなたは迫りくる脅威であるBOSSに対処しなければならない立場の人間だ。
 組織(UGNやゼノス、あるいはFHなど)か、個人的な因縁や動機かもしれない。
 あなたのシナリオの目的は「BOSSを倒す」ことだ。


【自己紹介(PL名敬称略)】

GM:PCの振り分けですが、HO01を花村さん、HO02を緒環さん・源五郎丸さんにお願い致します。
源五郎丸 一姫:あいよ。
緒環 伸:はーい
花村クロエ:あいあいさー!
GM:それでは、PC1:花村さん、PC2:緒環さん、PC3:源五郎丸さんで進めていきたいと思います。
GM:まずはPC番号順に、自己紹介をお願い致します。

《PC1:花村 クロエ/PL1:森田》
花村クロエ:はーい!PC1を預かりました花村さんです!
花村クロエ【サイドシナリオ/第2地区/第11話】『あぶないWボタン!~廃病院の怪~』
花村クロエ:こちらのセッションのシナリオボスとして企画に登場!
花村クロエ:そこら辺の青年を誘拐、お兄ちゃん認定する妹サイコパスでしたが
花村クロエ:元気印のJKJCに倒されて改心、抜けFHとなりました
花村クロエ:性能としてはFHで精神強化されているので滅法精神が強い
花村クロエ:RC攻撃と意志回避で相手を翻弄するぞ!
花村クロエ:以上!

GM:ありがとうございました。宜しくお願いします。
GM:では続きまして、緒環さん、お願いします。

《PC2:緒環 伸/PL2:さささ》
緒環 伸:緒環 伸(おだまき・しん)。UGNエージェントをやっています。稼働二回目。
緒環 伸:古代種に感染しており、不老なのでいい年齢のわりに見た目は小綺麗な雰囲気のスーツ青年です。
緒環 伸:中身はとても適当な性格のおっさんで、よくスタバとかで仕事をする振りをしてぶらぶらしています。
緒環 伸:能力は運命を糸の形で知覚し、僅かに操ることができるというもの。自分では何もできないぞ!
緒環 伸:オルピュアで、基本的には味方3人までの達成値を上げたり《妖精の手》していくのですが、
緒環 伸:侵蝕120になると達成値ましまし《ナーブジャック》が侵蝕0で撃てます。
緒環 伸:前回は特に到達できなかったので、あんまり期待せずにがんばっていきたい!
緒環 伸:さしあたりブルーゲイルを買うのが目標です。
緒環 伸:そんな感じでよろしくお願いします。

GM:ありがとうございました。宜しくお願いします。
GM:それでは最後に源五郎丸さん、お願いします。

《PC3:源五郎丸 一姫/PL3:里村》
源五郎丸 一姫:源五郎丸一姫(げんごろうまる・かずき)。北のほう……ああ、本州だぞ? そっちから来た転校生。イリーガルだ。
源五郎丸 一姫:名字が厳ついのはまあほっとけ。実家は拝み屋、実は遺産「伽羅卵」を継承している一族で……
源五郎丸 一姫:まあ、いろいろあってあっさりUGNに協力するね! ということで私が差し出された。
源五郎丸 一姫:シンドロームはキュマイラ/ブラックドッグにオプショナルでエグザイルのドライブリード。
源五郎丸 一姫:手持ちの遺産は……まあ、ヨトゥンの血潮相当のやつだな。あれこれカスタマイズ入れてるが、来歴的にはそんなものさ。
源五郎丸 一姫:できることとしては、白兵攻撃したり、白兵攻撃したり、あとはミドルを少し。そんなもんかな。
源五郎丸 一姫:以上。よろしく頼む。

GM:ありがとうございました。宜しくお願いします。

GM:それでは改めまして。
GM:SSSC【SA-05/ある日、ヒロインが落ちてきて】
GM:開始したいと思います。宜しくお願いします。
源五郎丸 一姫:よろしくお願いします!
花村クロエ:はーい!
緒環 伸:よろしくお願いします!

GMhttp://pulpfunction.ohugi.com/dx3_tw/sssc/
GM:このSSSCは
GM:猫口@さん
GM:里村さん
GM:FarEast Amusement Researchと
GM:ご覧のプレイヤーの皆様の協力で、お送りしております。

【オープニング01:花村 クロエ】

GM:第1シーンは花村さんのOPとなります。登場をお願いします。
花村クロエ:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 5[5]+35 → 40

GM:このシーンでは、まずFHから抜けようとしている花村さんが
GM:N市内を宛てもなく放浪するところから始めたいのですが、よろしいでしょうか?
花村クロエ:イエス!
GM:ありがとうございます。では・・・
GM:──────
GM:UGN・N市第九支部管轄地域某所。
GM:FHに所属していたあなたは、紆余曲折を経て改心することとなりました。
GM:しかしだからといって頼る場所もなく、一人N市を彷徨っています。
花村クロエ:「ううっ……くっ」
花村クロエ:片腕の傷口を破いたスカートで縛り血止めする
花村クロエ:「……」
花村クロエ:追手の気配を探り、路地裏で息を殺している。
GM:廃車置き場の目立つ、この一帯でも人気のない場所です。
GM:僅かな人通りはあるものの、追手のような、人の気配はありません。
花村クロエ:「……」
花村クロエ:ぐったりと廃車の一つに背中を預け
花村クロエ:溜息をつく。
花村クロエ:「そう簡単に抜けられるとは、思っていませんでしたけど」
花村クロエ:「……ひょっとしたらワタクシも、これで年貢の納め時かもですわ」
花村クロエ:「けれどせめてひと目……お兄様」
花村クロエ:茫洋とした視線で、空を見上げている。
???:「───落ちぶれたものだな。いや、元々か」
???:積み上がった廃車の上から、男の声がする。
花村クロエ:「っ!」
花村クロエ:その姿を見上げる
???:紳士然とした、初老の男が立っている。
???:その顔に、見覚えはあるだろう…当然の如く。
???:実験体として花村クロエの施術を担当した、FHのエージェントだ。
ショック・R:「貴様の奇行は度々耳に入っていたが……遂に脱走とはな」
花村クロエ:「ショック・R……」
花村クロエ:「奇行とは、聞き捨てならないですわ」
花村クロエ:「ワタクシの進む道は妹道、全てお兄様へと通づる道!」
花村クロエ:「貴方のような輩に口立てされる筋合い無用!」
花村クロエ:噛み付くように吠え立てるが
花村クロエ:その額に冷や汗が滲む。
ショック・R:「オーヴァードとして、強化してやった恩を……などとは言わない」
ショック・R:「元から、そのようなことを考えてはいないのでは。しかし」
ショック・R:「貴様の脱走は、組織内で私のマイナスに繋がる」
ショック・R:「故に」
ショック・R:パチン、と指を鳴らす。
???:廃車の影から、エンジン音が響く。
花村クロエ:「!」
怪自動車:姿を現したのは、何の変哲もない自動車だ。
怪自動車:不自然な点といえば、廃車ではないことと……
怪自動車:誰一人として、乗っていないこと。
花村クロエ:「これは……!」
花村クロエ:何かわからない危険を感じ、遠ざかろうとする
ショック・R:「私の新作……と、いったところか」
ショック・R:「FHの脱走者も、珍しくないのでな。人の手で始末していたのでは面倒だろう」
ショック・R:「だからこういう、便利な物が必要だ。違うかな?」
怪自動車:アクセルを吹かし、花村クロエをめがけて走り出す。
花村クロエ:「きゃああっ!!」
花村クロエ:なんとか身を躱すが、寄りかかっていた廃車が粉砕され
花村クロエ:飛び散ったガラスが頬を切る
花村クロエ:「うう……う……」
花村クロエ:地面を転がり、一張羅のゴスロリドレスが泥だらけになる
ショック・R:「……わからんな」
ショック・R:「貴様がどこの誰とも知れぬ"兄"を求めているのは知っている。が」
ショック・R:「それはFHにいても、できなくはなかろう。今まで通りの、奇行というやつだ」
ショック・R:「何故、今になって脱走などする?」
花村クロエ:「……ワタクシは」
花村クロエ:「なりふり構わずお兄様を探してきました。それだけが」
花村クロエ:「本当の居場所を見つけられる近道だと信じて」
花村クロエ:襟口から、手の中にペンダントを引き出す
花村クロエ:三日月のトップ。母親の形見として譲り受けたただ一つの品。
花村クロエ:「けれど正しい少女たちに敗北して、それは間違いだと知ったのですわ」
ショック・R:「なんだと?」
花村クロエ:「ワタクシは、胸を張れるワタクシとして、お兄様に会うのです!」
花村クロエ:「そうすれば、いつか」
花村クロエ:「運命が2人を引き合わせてくれるはずですわ!!」
花村クロエ:「なので、もう悪いことはしないのですわ!!」
花村クロエ:涙に目を潤ませながら叫ぶ。
ショック・R:「……所詮は子供か。自分勝手な我儘で、思い通りに事が進むと思い込む」
ショック・R:「貴様の次も待っていることだ。さっさと終わらせるとしよう」
花村クロエ:「ううう……うぐ……ひく……」
花村クロエ:「お兄様ぁ……」
怪自動車:粉砕した廃車からバックで脱し、再びクロエにフロントを向ける。
花村クロエ:なんとか立ち上がり、逃げ出そうとするが
花村クロエ:怪自動車とショック・Rに挟まれ、逃げ場はない。
ショック・R:「兄を探すのは、あの世ですることだ」
怪自動車:クロエを目掛けて走る………が
怪自動車:突如ハンドルがそれ、脇の廃車に激突する。
花村クロエ:「!?」
GM:見ていれば、気付けただろう。レーザーのようなものが、車体を射た。
花村クロエ:身を守る姿勢のまま固まる。
???:その時、何者かが場に乱入し
???:花村クロエを抱きかかえて、ショックRから距離を取る。
花村クロエ:「きゃあっ!」
花村クロエ:「何を、一体……」
???:「君、大丈夫かい?」
花村クロエ:「どこの誰ですわ!?」
花村クロエ:もがきながら、その顔を見ようとする。
???:世間一般的に端正といっていい顔立ちの、少年があなたを抱えている。
???:ミリタリーシャツにジーンズと、特に変わった格好ではない。おそらく地元の人間だろう。
花村クロエ:見覚えのない姿に、一瞬キョトンとして
花村クロエ:「は、離しなさいですわ!」
花村クロエ:「貴方も狙われます!」
花村クロエ:もがもがともがく
???:「だからって、放っておけないよ」
???:もがかれながらも、身体をしっかりと抱えて。
???:「逃げるよ。掴まってて!」
???:地面に降り立ち、廃車置き場の外へと駆けていく。
花村クロエ:「……」
花村クロエ:味方なんて
花村クロエ:いないと思っていたのに。
GM:─────────
GM:ロイスの取得が可能です。
花村クロエ:謎の青年に好意○/不信感
花村クロエ:ショック・Rに感服/敵愾心○
花村クロエ:以上で。

【オープニング02/緒環 伸・源五郎丸 一姫】

GM:第2シーンはお二人の合同OPとなります。登場をお願いします。
源五郎丸 一姫:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 1[1]+43 → 44

緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:39->48)
源五郎丸 一姫:お。いいねいいね
緒環 伸:わお
GM:お二人には、UGNの任務の一つとして、市内を探索する場面からお願いします。
GM:─────────
源五郎丸 一姫:「暴走自動車……ねえ」
源五郎丸 一姫:黒い着流し。黒い下駄。鼻緒と襦袢の色ばかりが赤い。
緒環 伸:「怪談みたいだね。いやー、怖い怖い」
緒環 伸:横でシュッとしたスーツ姿の青年が、ニヤニヤと笑っている。
源五郎丸 一姫:「怪談だったら実家の専門だけど」
源五郎丸 一姫:「轢かれて被害出てるっていうなら、そういうのは警察の仕事だろ? 違うんか。オダマキのおっさんよ」
緒環 伸:「専門家に任せられりゃ楽なんですけどねー」
緒環 伸:「両方重なったら、そりゃR案件かもって話もでるよね」
源五郎丸 一姫:「R案件ねえ……」懐手に、夜空に浮かぶ歩道橋を見上げる。
緒環 伸:「それなら、つまり我々が専門家だ。忙しいことで」欠伸をしながら。
源五郎丸 一姫:「交通安全教室とか、やんなかったんか。おっさんが小学生の頃さ」
緒環 伸:「やったよ。手を上げて横断歩道をーってやつね」
緒環 伸:「婦警さんがわりと美人だったな……」思い出しながら。
源五郎丸 一姫:「へいへい。そおかいそおかい」
源五郎丸 一姫:「右見て左見て、前見て道路を渡りましょう。と」
緒環 伸:「今婦警さんってのも言わないんだっけね。時代は変わるもんだ」
源五郎丸 一姫:「田舎じゃみんな言ってるよ。変わるのは遅いんだろ、きっと」
源五郎丸 一姫:懐手を口元に当てて息を吐く。秋風どころか冬の風だ。
源五郎丸 一姫:「車追いかけるのに徒歩ってのもどうなんだ」
緒環 伸:「ルールなんてものは、浸透するのに時間がかかる……」
緒環 伸:「僕車持ってないからね。免許もそろそろ更新しづらくてさ」写真が怪しいのだ。
源五郎丸 一姫:「写真? 写らないとか?」
緒環 伸:「や、年齢と釣り合わなくなってきた」
源五郎丸 一姫:「そりゃ大変だ」幾つだとは聞くまい。
緒環 伸:「いちいち確認されるの面倒じゃない。どうすっかなーってところさ」
緒環 伸:軽口を叩きながらも周囲を探る。
源五郎丸 一姫:「ヒゲでも生やしたらいいんじゃないか? 口元覆うくらいにさ」
源五郎丸 一姫:立ち止まって、空を見上げる。何か、よくわからないものが飛び交っている。
源五郎丸 一姫:「……このへんはハズレだと思うね。そもそもいま、車通りが少なすぎる」
緒環 伸:「はは、三回くらいやって、似合わなくて笑っちゃったよ。一姫ちゃんも今度見る……と」
緒環 伸:「しゃあねえな。別のポイントに移動か……徒歩で」
源五郎丸 一姫:「徒歩でなあ」懐手で、からころと下駄を鳴らしながら
GM:─────────
GM:ロイスの取得が可能です。
緒環 伸:一姫さんに○連帯感/隔意で取得します。
源五郎丸 一姫:同行者:緒環伸:○幸福感/不信感で。気安い怪しい人。

【ミドルシーン01】

GM:合流シーン、そして進行判定の開始となります。
GM:全員登場をお願いします。
花村クロエ:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 2[2]+40 → 42

緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:48->53)
源五郎丸 一姫:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 2[2]+44 → 46

GM:─────────
GM:では、ここから進行判定を行っていきます。
GM:基本的に、先に進行判定を澄ませてから、シーン内の描写を行う形となります。
GM:では、調査するトピックの方を。

【トピック提示】
メイントピック「追跡車」
使用技能:<情報:UGN>、<情報:FH>、<情報:噂話>
目標値 :9
プライズ:0/8
シーン数:0/6

サブトピックA「ショック・R」
使用技能:<情報:UGN>、<情報:FH>
目標値 :9
プライズ:0/2


GM:また、今回はDPルールを採用してますので
GM:PPを取るほど、侵蝕率調整を行うことが出来ます。
花村クロエ:おだまき師匠!
花村クロエ:メインお願いします!
源五郎丸 一姫:おお。そりゃありがたい。
源五郎丸 一姫:メインを一気にぶっ飛ばすなら私のほうがいい……かな。C値が下がるんだ。
緒環 伸:なるほど
花村クロエ:いけー!一姫ちゃん!
源五郎丸 一姫:よし。じゃあ頑張ってみる。
緒環 伸:そしたらまずは一姫ちゃんに支援ですかね。
源五郎丸 一姫:もらえると嬉しい!
緒環 伸:では、対象一姫ちゃんで、コンボ『クロートー、糸を紡げ』。《導きの華》《光射す場所》。侵蝕6上昇。
花村クロエ:ごーごー
緒環 伸:次のメジャーアクションの達成値が19上昇します。
緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+6した(侵蝕率:53->59)
源五郎丸 一姫:そりゃすごい。よし、張り切っていこう。
源五郎丸 一姫:《コンセントレイト》《壁に耳あり》。コネも使ってUGNでと。
源五郎丸 一姫:5dx7+19
DoubleCross : (5R10+19[7]) → 10[3,3,3,3,7]+4[4]+19 → 33

花村クロエ:やったー!
源五郎丸 一姫:湿気たけど上限叩いたからご容赦!
源五郎丸 一姫:で、こっちは侵蝕49に。
花村クロエ:サブトピックを素振り!情報FH!
花村クロエ:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 1[1] → 1 → ファンブル

源五郎丸 一姫:ああっ
花村クロエ:まあざっとこんなもんよ!
緒環 伸:そういうことも……ある!
花村クロエ:かなしい
源五郎丸 一姫:逃走中だしな。
GM:ではメイントピックのみ開示ですね。
GM:そして書き忘れてましたが、ご指摘の通り上限は達成値30となります。
GM:各トピックについて、「最大達成値の10の位」と同じ数のDPが配布されるので、
GM:現在3Pですね。
源五郎丸 一姫:よしよし
緒環 伸:わいわい
花村クロエ:やいのやいの
GM:ではメイントピックを開示。4点まで。

【プライズポイント2:怪自動車の正体】
次々に襲い来る自動車自体は、一般的に流通しているそれである。
どうやら遠隔で操作されているようだ。

【プライズポイント4:追跡の方法】
怪自動車は執拗に花村クロエと少年を追いかけてくる。
どうやら何かしらの方法で、二人の位置を特定しているらしいが…。


GM:PP4の情報が明らかになったため、それに関する描写がシーン内で描かれます。
GM:それでは、人気のないところへ逃げ込んだ花村さんたちを、緒環さん・源五郎丸さんが発見するという感じでいきましょう。
GM:─────────
GM:N市某所。
GM:怪自動車から逃げ回っていた二人は、いつしか廃棄された団地に逃げ込んでいました。
花村クロエ:「ばか!ばか!」
花村クロエ:「一体何のつもりですわ!こっちの事情も知らないで!」
???:「ふう……ふう……うっ」物陰に入り、花村クロエを優しく降ろす。
???:その額には脂汗が浮かび、どこか苦しそうな表情だ。走って疲れたにしては妙だが……。
花村クロエ:怪我の手当をしている
???:「いや……だって」
???:「放っておけないよ、あんなところ見たら」
花村クロエ:「……むうう」
花村クロエ:なんとも苦々しい顔になって
花村クロエ:「名前……」
???:「え?」
花村クロエ:「お名前は、なんとおっしゃるですの?」
???:「………上本」
上本 晶:「上本晶。この街に住んでる」
上本 晶:「UGNの、イリーガルってやつ……まあ」
上本 晶:「君を助けるのは、確かに不自然だったかな」
花村クロエ:「UGN……」
上本 晶:「耳は……まあ、ちょっと良くてね」
上本 晶:「あいつとの話、聞こえてたよ。途中からだけど」
花村クロエ:「……」
花村クロエ:「でしたら、もうわかっているはずですわ」
花村クロエ:「ワタクシはFHの人間、上本から見れば悪党ですわ」
花村クロエ:「知らんぷりしておけば、怪我だってせずに済んだはず……ですわ」
上本 晶:「……そりゃ」
上本 晶:「僕だって、御人好しって言えるほどじゃない」
上本 晶:「FHのことは嫌いだし、憎いって思うことも、確かにある」
上本 晶:「けど」
上本 晶:クロエの顔を見る。
花村クロエ:「っ」
花村クロエ:正面から見つめられて、視線が釘付けになる
上本 晶:「傷付いても、『もう悪いことはしない』ってはっきり言ってる人を」
上本 晶:「見捨てられるほど…人でなしでもない」
上本 晶:「そうでありたいと、思ってる」
花村クロエ:「上……本……」
花村クロエ:至近距離から、その目を真っ直ぐに見つめる。
花村クロエ:頬が暖かくなり、胸がドキドキしてしまう。
花村クロエ:「貴方は……ワタクシの……」
上本 晶:「君、の……?」
鯉に鳩の羽が生えたような生物:「…………」廃団地の手すりに捕まって、上本くんの背後から、丸い目でじっと二人を見つめている。
花村クロエ:「……へっ」
花村クロエ:「きゃあ!!?」
鯉に鳩の羽が生えたような生物:「…………」ぱく……ぱく……ぱく……
花村クロエ:飛び退く
花村クロエ:「なんか、なんかおる!」
花村クロエ:指を差してあわあわしている
上本 晶:「えっ!?」
源五郎丸 一姫:「ああ。いたいた、オダマキのおっさん、こっちだ! こっち!」からころと下駄の音
花村クロエ:「!」
花村クロエ:声の方に振り向く
緒環 伸:「便利なもの持ってるねえー。いいなあ。今度貸してよ」続いて革靴の足音。
鯉に鳩の羽が生えたような生物:声の方にすーっと飛んでいって、着流しの袖の中に入り込んでそのまま消える。
源五郎丸 一姫:「嫌だよ。私の身体の一部だぞアレ。あんなでも」
緒環 伸:「うわ、なんかやらしいことを聞いた」
源五郎丸 一姫:「何がだよ……いや、セクハラの話は置いといてだ」
上本 晶:「あなた達は……」庇うため、スッとクロエの前に出る。
花村クロエ:「……」
花村クロエ:自然と上本さんにくっつくようになって
花村クロエ:2人を見ている
源五郎丸 一姫:「ああ。私たちは……ここ、おっさんのほうが名乗るとこじゃないのか」
緒環 伸:「はいはい、どうも、UGNです……っと」何かに気がついたように。
緒環 伸:「……晶くん?」
上本 晶:「あ……緒環、さん?」
花村クロエ:「知り合い……ですの?」
花村クロエ:上本くんと緒環さんの間を視線がキョロキョロ
上本 晶:「うん…UGNの人、だよ」
花村クロエ:「……」
花村クロエ:ひしとしがみつく。訝しげな表情。
源五郎丸 一姫:「ああ。なんだ、おっさんの知り合いなら話が早い。そっちは違うようだが……」懐手で顎を撫でる。
源五郎丸 一姫:「フリフリ。なんだよその反応は」
緒環 伸:「なんかよくわかんないなあ。状況を教えてくれる?」晶くんに。
上本 晶:「フリフ……はい」
花村クロエ:「ふっ、フリフリではありません!これはれっきとしたワタクシの……!」
上本 晶:「落ち着いて。馬鹿にしてるわけじゃないよ、きっと」
花村クロエ:「ぐぬぬ……」
緒環 伸:「こっちは妙な自動車を探してるんだけどねえ」辺りを見る。
源五郎丸 一姫:「正装? そりゃ悪いな」脱色したような髪、着流しに赤襦袢。鼻緒の赤い黒い下駄。
上本 晶:「この子、FHから脱走したみたいなんです。その追手と対峙してるところに、通りがかって」
上本 晶:「それで、一緒に追われることに……はい。その自動車です」
緒環 伸:「ははあ、もう完璧にわかった。そこで繋がるわけね」
花村クロエ:「ワタクシ1人でも、やっつけられたのですわ」
花村クロエ:「上本はおせっかいな人ですわ!」
花村クロエ:何故かぷりぷりしている
源五郎丸 一姫:「ふうん」じっと花村を見る。
上本 晶:「連絡は、しようとしたんですけど……ちょっと」そう言って、ジーンズのポケットを見る。
上本 晶:ポケットは破れ、スマートホンが覗いているが…妙な肉のようなものと癒着している。
花村クロエ:「!」
上本 晶:「逃げる時に、何かもらったみたいで」
花村クロエ:「な、なんで」
花村クロエ:「もっと早く言わないですの!上本!」
上本 晶:「それどころじゃ、なかったからさ……」
花村クロエ:「こ、これはなんなのですわ……」
上本 晶:「わからないけど……多分」
上本 晶:「これを目印に、追ってきてるんだと思う」
GM:PP4の情報、怪自動車が二人を追うための発信機のようなものと推測できるでしょう。
GM:スマートホンを利用して、その働きをしているようです。
花村クロエ:「……」
花村クロエ:キョロキョロと2人を見比べて
花村クロエ:「貴方達なら」
花村クロエ:「これを、なんとか出来るですの?」
花村クロエ:不安そうに尋ねる
源五郎丸 一姫:「医者に診せられたらな」
緒環 伸:「すぐにどうこうってものじゃなさそうだね。僕そっちは詳しくないし」
源五郎丸 一姫:「そういうのができる医者つったら、それこそUGN……とかFH……の関係者くらいなんだろう?」
上本 晶:「はい。脚ともくっついちゃってますけど」
上本 晶:「すぐに、どうこうは……うっ」頭を押さえる。
緒環 伸:「だねえ。時間があれば連れていけるけど……わりと切羽詰まった話じゃない?」
花村クロエ:「上本!」
花村クロエ:横から支える、泣きそうな顔になる
上本 晶:「大丈夫……大丈夫、だから」
花村クロエ:「ワタクシのせいですわ……ううぅ……」
源五郎丸 一姫:ああ。GM、周囲に《小さき密偵》を飛ばしてることにしたいんだが(侵蝕率上げてもいい)、まずいものが近づいてる?
GM:そうですね、妙な車が一台、ゆっくりと近づいてきています。
源五郎丸 一姫:感謝。じゃ、イージー起動分の1点あげさせてもらって……
緒環 伸:「ふーん」クロエちゃんを見て。
緒環 伸:「安心しな。この子はわりと強いからね。ま、どうにかなるよ」
源五郎丸 一姫:「おっさんも働けよ」
花村クロエ:「……本当ですの」
花村クロエ:涙目で緒環さんを見上げる
源五郎丸 一姫:「……とりあえず、離れたほうがいいな。妙なのが近づいてきてる」
緒環 伸:「えー、僕今いたいけな子を励ましたんだけど、それ以上?」
緒環 伸:「多分!」クロエちゃんにはヘラヘラした笑顔で答える。
源五郎丸 一姫:「それ以上だよ」かん、とゲタを鳴らす。
花村クロエ:「……」
花村クロエ:こくりと頷く。
源五郎丸 一姫:「……まあ、腕に覚えがないわけじゃない。車の一台や二台程度ならなんとかなるさ。フリフリ」
花村クロエ:「上本を守ってくださいですわ」
花村クロエ:一姫さんに
花村クロエ:「とっても優しい人ですの」
源五郎丸 一姫:「ふうん。見かけによらず…」上本を見て。
上本 晶:「それじゃ……まずは、移動を。君も」
上本 晶:「……」
上本 晶:「名前」
上本 晶:「そうだ、名前、聞いてなかったね」
花村クロエ:「ワタクシは……クロエです」
上本 晶:「クロエ……」
花村クロエ:「花村クロエですわ」
上本 晶:「花村、クロエ」
上本 晶:「………うん。それじゃ、クロエちゃん」
上本 晶:「行こうか、一緒に」
花村クロエ:「……はい」
花村クロエ:頷いて上本さんを支えながら
花村クロエ:2人についていく。
GM:─────────
GM:ロイス取得と購入が可能です。
花村クロエ:ロイス!
源五郎丸 一姫:ロイス。同行者:花村クロエ:○庇護/警戒、同行者:上本晶:誠意/○不安を生成。
源五郎丸 一姫:で、購入はボディアーマー狙う。うまくいったらおなぐさみだ。
源五郎丸 一姫:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 5[1,5] → 5 → 失敗

源五郎丸 一姫:無理。以上!
花村クロエ:緒環さんに信用○/猜疑心で
緒環 伸:ロイス、花村さんに○庇護/不信感、晶くんに○信頼/不安で!
花村クロエ:源五郎丸さんに信用○/脅威
花村クロエ:で購入はボデマ!
花村クロエ:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 1[1] → 1 → ファンブル

緒環 伸:購入はーうーんまずはボデマかな
花村クロエ:圧倒的社会弱者
緒環 伸:4dx=>12
DoubleCross : (4R10[10]>=12) → 8[4,4,4,8] → 8 → 失敗

緒環 伸:買ったれ。財産点4使用!
緒環 伸:残り6!装備!
緒環 伸:以上!

【ミドルシーン02】

GM:引き続きリサーチとなります。トピックの現状はこちら。

【トピック提示】(各トピック最大達成値:30)
メイントピック「追跡車」
使用技能:<情報:UGN>、<情報:FH>、<情報:噂話>
目標値 :9
プライズ:4/8
シーン数:1/6

サブトピックA「ショック・R」
使用技能:<情報:UGN>、<情報:FH>
目標値 :9
プライズ:0/2


GM:シーンプレイヤーは花村さん。緒環さん、源五郎丸さんも登場可能です。
源五郎丸 一姫:サブトピックまだ数ありそうだしなあ。今回、私が素でメイン叩くわ。
花村クロエ:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 9[9]+42 → 51

源五郎丸 一姫:1d10+50 出る!
DoubleCross : (1D10+50) → 7[7]+50 → 57

緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:59->60)
花村クロエ:さっきと同じフォーメーションで行きましょう!
緒環 伸:了解です。
源五郎丸 一姫:おお。支援もらえるならありがたい。
緒環 伸:まだ支援撃っても大丈夫そう
源五郎丸 一姫:むしろ上げたいくらいだろうしな。じゃあそのセンでいきましょう。よろしく。
緒環 伸:はーい
緒環 伸:では、対象一姫ちゃんで、コンボ『クロートー、糸を紡げ』。《導きの華》《光射す場所》。侵蝕6上昇。
緒環 伸:さっきと同じく達成値+19!
緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+6した(侵蝕率:60->66)
源五郎丸 一姫:よし。じゃあ、《コンセントレイト》《壁に耳あり》だ。
源五郎丸 一姫:6dx7+19
DoubleCross : (6R10+19[7]) → 10[3,3,3,3,6,8]+4[4]+19 → 33

花村クロエ:完璧
緒環 伸:ばっちり
源五郎丸 一姫:さっきと達成値おんなじだな。上限!
花村クロエ:そしてサブトピックス!
花村クロエ:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 5[5] → 5

花村クロエ:まあまるでダメ
花村クロエ:以上!
GM:ではメイントピックのみ開示します。

【プライズポイント6:車の挙動】
場所によって車の動きが鈍くなることがある。
操っている本体との距離に関係していると推測される。

【プライズポイント8:本体の位置】
移動しながら観察した結果、本体の位置は廃車置き場と推測された。
簡単には動けないとなれば、こちらから打って出るのも策の一つだろう。


GM:以上でメイントピックは突破。DPは4点追加で計8点となります。
源五郎丸 一姫:6点じゃないかな?
GM:あれ
GM:あ、そうだ。
GM:そうでした、はい。3点追加の6点です。失礼しました!
GM:ということで、次のシーンがクライマックスとなります。まずはこのシーンの描写をしていきましょう。
GM:─────────
GM:夜も更けてきた頃。あなた達は怪自動車から逃れながら観察と調査を重ねました。
GM:その結果、敵の特性とその居場所を突き止めるに至りました。
花村クロエ:「やはり、逃げ回るだけでは勝てないのですわ」
花村クロエ:「立ち向かわないといけないのですわね……ショック・Rに」
花村クロエ:緊張した表情で、唾を飲む。
緒環 伸:「お、いい度胸だ」ニヤニヤしながら。
足のない細長い犬のようなもの:「ばう」
花村クロエ:「当然ですわ。度胸なくしては」
花村クロエ:「妹は出来ませんですわ!」
花村クロエ:真剣なかお。
緒環 伸:「これもなんか言うとセクハラになるのかな」犬?を見ながら。
足のない細長い犬のようなもの:「ばう」
源五郎丸 一姫:「妹?」変な顔になる。
上本 晶:「クロエちゃん……さっきも言ってたけど」
上本 晶:「お兄さん、いるんだね」
花村クロエ:「……ええ」
花村クロエ:「ワタクシは生き別れのお兄様を探す流浪の妹」
花村クロエ:「そのためにFHに入り、そして」
花村クロエ:「過ちに気付き、組織を離れたのですわ」
緒環 伸:「ははー」ほんの少しだけ、目が真面目になる。
緒環 伸:「いいね。家族は大事にしないとね」
源五郎丸 一姫:「兄を探して三千里、ね。絵本みたいな話だな」犬のような何かを懐中に納めて。
花村クロエ:「無茶だと笑いたくば笑いなさいですわ」
花村クロエ:「手掛かりもなく、この世界でたった1人を探して……」
花村クロエ:「けれど、ワタクシには、それしか……」
花村クロエ:「……繋がりがなかった……」
上本 晶:「いや…凄いと思うよ」
花村クロエ:「上本……」
上本 晶:「選んだ手段は、良くなかったと、僕は思うけど」
上本 晶:「でも、大切だと思うもののために、そこまでできるのは」
上本 晶:「凄いと、思うよ」
花村クロエ:「……」
花村クロエ:ぎゅ、と上本さんの頭を抱きしめる
上本 晶:「えっ、ちょっと!?」
花村クロエ:「ワタクシはやり直します。そう決めましたですわ」
花村クロエ:「お兄様に恥じない妹となるため、正しいことをするために」
花村クロエ:「貴方を守るのを、その第一歩にします」
上本 晶:「クロエちゃん…」困惑するものの、引き剥そうとしたりはしない。
源五郎丸 一姫:「あのなあ。盛り上がるのは病院でやれ。病院で」
緒環 伸:「晶くんは相変わらず真面目だねえー」少し離れて、その辺に寄り掛かりながら。
緒環 伸:「真面目だとああいう役得があるのかな。どう思う? 一姫ちゃん」
源五郎丸 一姫:「いないんだよ。真面目な知り合いが。オダマキのおっさんとかさ、そんなんばっか」
花村クロエ:「信じて待っていてくださいですわ。上本」
上本 晶:「ああ……うん。ごめんね」
上本 晶:「僕も、手伝いたいんだけど」そう言う息は荒い。
上本 晶:癒着した何かしらの一部が、体力を奪っているようだ。
花村クロエ:「無理はだめですわ!」
緒環 伸:「僕は不真面目代表かい……と」
花村クロエ:「……」
花村クロエ:「上本は、もう十分がんばってくれたのですわ」
花村クロエ:「くじけて全部を諦めそうになっていたワタクシの、味方になってくれました」
花村クロエ:「だから、無理はしないで……」
源五郎丸 一姫:「フリフリ」
花村クロエ:「?」
花村クロエ:一姫さんの方に振り向く
源五郎丸 一姫:「東側の高架沿いが手薄だ。突っ切れば、向こうの兵隊がここに着くより先に本丸まで届く」月を見上げて。
源五郎丸 一姫:「足には自信あるか?」
花村クロエ:「……!」
花村クロエ:「はいですわ!」
花村クロエ:しっかと頷く
緒環 伸:「立ち向かわなきゃいけないもんねえ」
緒環 伸:「徒歩で」
源五郎丸 一姫:「徒歩でな」
源五郎丸 一姫:「……ああ。あと。私のことはカズキでいい」
花村クロエ:「カズキ」
源五郎丸 一姫:「おう」からん、とゲタを鳴らして。
源五郎丸 一姫:「行くぞ。巧遅より拙速だ」
緒環 伸:「あ、僕は緒環だよ。下の名前で伸おじさんって呼んでくれても構わないよ」
緒環 伸:「ちょうど君くらいの姪がいるもんでね。なんか思い出しちゃったよ」くすりと笑う。
花村クロエ:「緒環」
緒環 伸:「あ、後半めっちゃ無視されたね。うん、いいと思うよ」
花村クロエ:「……」
花村クロエ:ぺこと2人に頭を下げて
花村クロエ:「ワタクシ、がんばるですわ」
花村クロエ:「どうか、上本を助けるために」
花村クロエ:「力を貸してください……ですわ」
上本 晶:「緒環さん、一姫さん……お願いします」
上本 晶:「クロエちゃんを、頼みます」
緒環 伸:「……普段はあんまりこういうこと言わないんだけどね」
緒環 伸:「任せとけ」二人に。
花村クロエ:「……はい!」
源五郎丸 一姫:「おう」行く先を見て。
上本 晶:無言で、頭を下げる。
花村クロエ:2人と共に、廃車場へと向かう。
GM:─────────
GM:ロイス取得、購入が可能です。
源五郎丸 一姫:あいよ。今んとこロイスなし。購入はボディアーマー狙い!
花村クロエ:ロイスは埋まってるので購入!
花村クロエ:ボデマ!
源五郎丸 一姫:3dx>=12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 8[1,4,8] → 8 → 失敗

花村クロエ:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 1[1] → 1 → ファンブル

緒環 伸:ロイスは保留でブルーゲイル。手配師使用!
花村クロエ:ほんとにザコ!
源五郎丸 一姫:えーと。財産4入れて購入通す! 以上。
花村クロエ:以上!
緒環 伸:8dx=>20
DoubleCross : (8R10[10]>=20) → 10[2,3,4,5,10,10,10,10]+5[1,1,3,5] → 15 → 失敗

緒環 伸:財産点5使用! 購入!

【クライマックスシーン】

GM:クライマックスとなります。全員登場願います。
花村クロエ:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 6[6]+51 → 57

源五郎丸 一姫:1d10+60 おらっ
DoubleCross : (1D10+60) → 10[10]+60 → 70

源五郎丸 一姫:よしよし。
緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:66->70)
GM:─────────
GM:N市某所、廃車置き場。
GM:新たな日付が近づいてきた頃、三人はここに辿り着きました。
GM:人の気配はありませんが……必ず、ここにいるはずです。
花村クロエ:「……」
花村クロエ:周囲を警戒しながら進んでいく
花村クロエ:やっぱり怖い。
花村クロエ:背中が小さく震える。
源五郎丸 一姫:鉄くずが下駄に踏まれて耳障りに鳴る。
緒環 伸:辺りを見回しながら、最後尾を。
???:「───驚いたな」
???:廃車の影から、男の声がする。
花村クロエ:「!!」
花村クロエ:その場に固まる。
緒環 伸:「おや」
源五郎丸 一姫:「おいでなすったな。車野郎」
ショック・R:「まさかもう二人、味方につけるとは……いや」
ショック・R:「あの小僧は逃げ出したか? それとも、囮として置いてきたか?」
ショック・R:「ビーコンを貴様に埋め込めなかったのは、やはり失敗だったな」
緒環 伸:「どっちだと思います? どっちでもいいけど」
緒環 伸:「どっちもハズレだからね」
ショック・R:「ふむ。まあ、実際はどれでもいいわけだが」
ショック・R:「狙いはそこの、夢だけ見ている小娘一人なのだからな」
緒環 伸:「こいつ適当だなー」自分を棚に上げる!
花村クロエ:「……!」
花村クロエ:ビクッと肩を震わせる。
花村クロエ:目を逸らしてしまう。
源五郎丸 一姫:クロエの臑を後ろから下駄で軽く蹴る。
花村クロエ:「ッ」
源五郎丸 一姫:「間に合わせるんだろ」
緒環 伸:「そうそう」
緒環 伸:「あとなんか言ってやんなよ。君が見てるのは夢だけかい、クロエちゃん」
花村クロエ:一姫と、緒環
花村クロエ:それぞれに振り返り
花村クロエ:敵に向き直る
花村クロエ:「ショック・R!」
花村クロエ:「ワタクシは、もう逃げないですわ」
花村クロエ:「貴方を倒します!」
花村クロエ:「過ちをやり直すために、本当に大切なのは」
花村クロエ:「立ち向かう勇気」
花村クロエ:「上本が教えてくれました」
花村クロエ:ずずずずず
花村クロエ:足元に、影の水面が広がっていく
花村クロエ:「夢に浮かれた子供の台詞かどうか」
花村クロエ:「貴方自身で確かめなさい!……ですわ!」
ショック・R:「やり直すも何もない。過ちは、消えることはないのだからな」
ショック・R:「それでも立ち向かうというのなら、好きにするがいい」
ショック・R:「残念ながら、相手は私ではないがな」
ショック・R:パチン、と指を鳴らすと、周囲の廃車の一部のヘッドライトが次々に点灯していく。
花村クロエ:「ッ……!」
花村クロエ:眩しさに目を細める
???:照らされた空間に、何かが進み出てくる。
ショック・R:「残念といえば……こちらも残念だったな。いや、私が至らなかったせいだが」
D・D:大型の車に、不気味な肉塊が融合した、奇怪なマシンが姿を現す。
ショック・R:「どうやら"時間切れ"のようだ。まあ、標的は覚えているのは幸いか」
ショック・R:「というわけで、後は好きにするがいい。貴様の相手をするのも、疲れたのでな」
ショック・R:《瞬間退場》を使用。シーンから退場します。
源五郎丸 一姫:「悪趣味な兵隊持ち出しやがって」
緒環 伸:「これ今からでも怪談ってことにならないかなあ?」顔をしかめる。
源五郎丸 一姫:「なるか!」
緒環 伸:「無理かー」
花村クロエ:「でも、やることは一つですわ」
花村クロエ:「あの化け物をやっつければ」
花村クロエ:「きっと上本も元気になるはずですわ!」
花村クロエ:「ワタクシは、戦います!」
緒環 伸:「任せとけって言っちゃったもんなあ……やるか」
緒環 伸:「ま、僕ぁ手助けメインですけどね」
源五郎丸 一姫:「切った張ったは私だけか」黒下駄が、ざり、と赤錆の混じった砂利を踏んで。
D・D:雄叫びのようなクラクションが、空気を切り裂く。同時に、異常なプレッシャーが放たれる。
GM:衝動判定です。ここで怪マシン、D・Dは《原初の恐怖》を使用します。
GM:判定難易度はいつもお馴染みの9です。お願いします。
源五郎丸 一姫:2dx+2>=9
DoubleCross : (2R10+2[10]>=9) → 8[6,8]+2 → 10 → 成功

花村クロエ:ぐああ
花村クロエ:思い出の一品使用!
源五郎丸 一姫:耐えて。で、衝動が14の……
源五郎丸 一姫:1d10+70+14
DoubleCross : (1D10+70+14) → 10[10]+70+14 → 94

緒環 伸:3dx+1=>9 思い出の一品
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 9[2,3,9]+1 → 10 → 成功

源五郎丸 一姫:ここで最大か! いいさ、上等だ。
緒環 伸:よし
花村クロエ:10dx+3
DoubleCross : (10R10+3[10]) → 9[2,2,3,4,4,4,4,5,5,9]+3 → 12

花村クロエ:あぶな!
GM:《原初の恐怖》により。衝動判定で上昇する値が
GM:1D+覚醒侵蝕値になります。
緒環 伸:なるほど!
花村クロエ:1d10+17+57
DoubleCross : (1D10+17+57) → 2[2]+17+57 → 76

花村クロエ:よしよし
緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+19(1d10+18->1+18)した(侵蝕率:70->89)
緒環 伸:おまえ
GM:さて、それでは
GM:ここでDPによる調整を行います。
GM:各PC、それぞれが現在のDPから好きな値だけ
GM:使用点数*2だけ侵蝕率を上げることができます。
花村クロエ:現在DPは!
GM:またバックトラックでは、ダイスロール前に任意のポイント(残りポイント以下)*1だけ浸蝕を下げられます。
GM:現在DPは6点です。
花村クロエ:全部使います!12点上昇!88に!
緒環 伸:6点上昇して95に
GM:源五郎丸さんは使用しないということなので、戦闘に参りましょう。
源五郎丸 一姫:あ。ごめん、未使用でいく!
花村クロエ:うおーっ
GM:まずはエンゲージから。
GM:(PC3人) ─ (15m) ─ (D・D)
GM:【第1ラウンド】
GM:セットアップから。行動される方は宣言してください。
源五郎丸 一姫:あいよ。《フルパワーアタック》だ! 行動値0に。
源五郎丸 一姫:侵蝕率は98!
緒環 伸:ブルーゲイル使用します。行動値と侵蝕が+5。侵蝕100に。
花村クロエ:なし!
D・D:《クイックダッシュ》+《加速装置》
D・D:PC3人にエンゲージします。
花村クロエ:にゃろう!
GM:よってPC3人とエネミーが全て同じエンゲージとなります。
花村クロエ:行動値は!
GM:おっと、行動値は5です!
GM:じゃない!
GM:+12で現在17ですね!
花村クロエ:はやい…!
緒環 伸:はやい
花村クロエ:手番が敵からだ!
GM:ということで、D・Dから動きます。
D・D:マイナーで《生命の黄金律》+《形態変化:剛》
D・D:シーン中、肉体基準の判定+4d、攻撃力+6
D・D:メジャーで《鋼の馬》+《戦闘嗅覚》+《神機妙算》+《コンセントレイト》
D・D:PC3人を対象に範囲攻撃します。
源五郎丸 一姫:来い!
緒環 伸:うおー
D・D:<運転:二輪>で判定
花村クロエ:ひーえっ
D・D:14dx7+4
DoubleCross : (14R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,4,4,5,5,7,8,9,10]+5[1,3,5,5]+4 → 19

源五郎丸 一姫:そいつは……こっちだな。ガード!
花村クロエ:回避!
緒環 伸:ドッジします。
花村クロエ:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[2,6,8] → 8

緒環 伸:4dx+1=>19
DoubleCross : (4R10+1[10]>=19) → 10[7,8,9,10]+10[10]+10[10]+6[6]+1 → 37 → 成功

花村クロエ:www
緒環 伸:まじかよ
源五郎丸 一姫:オダマキさんすげーw
緒環 伸:えっうそw
花村クロエ:完璧なステップ
GM:ひえー
GM:ではダメージ出します。
GM:あ、妖精とか使われますか?
緒環 伸:クロエちゃんチャレンジします?
花村クロエ:ないです!
緒環 伸:じゃあなし!
花村クロエ:いえ、ここは受けたほうが美味しい!
GM:ではダメージ!
D・D:2d10+23
DoubleCross : (2D10+23) → 18[10,8]+23 → 41

花村クロエ:即死!リザレ!
花村クロエ:88+1d10
DoubleCross : (88+1D10) → 88+9[9] → 97

花村クロエ:よしよし
源五郎丸 一姫:ガードで4、装甲で8弾いて29抜け。残り22!
GM:ではさっくり演出を!
D・D:花村たちに接近しながら車体が蠢き、その形状が変化していく。
D・D:前後の車輪がそれぞれ一つになり、二輪に。全体のフォルムは流線形に近く。
D・D:スピードを上げて、3人目掛けて突っ込む。当たれば無事では済まず、生半可な回避では衝撃に襲われるだろう。
花村クロエ:「あああっ!うう!」
花村クロエ:吹き飛ばされ、地面を転がる!
源五郎丸 一姫:「ちッ! フリフリ!」右手一本で、かろうじて受け止めた……ように見える。
緒環 伸:「あーあ、交通安全も形無しだ」どうにか大きく避け、汚れたスーツを払う。
緒環 伸:「ちゃんと車道走りましょうよ、ルールなんだからさ」
GM:イニシアチブ。緒環さんの行動となります。
緒環 伸:はーい
緒環 伸:マイナーはなし!
緒環 伸:メジャー、『ラケシス、糸を計れ』。《導きの華》《光射す場所》《要の陣形》。侵蝕9上昇。
緒環 伸:対象はクロエちゃん、自分、一姫ちゃんの三人。次のメジャーアクションの達成値が+21されます。
緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+9した(侵蝕率:100->109)
花村クロエ:ありがたい!
緒環 伸:演出します。
緒環 伸:夜の闇の中、さらに目を細める。
緒環 伸:感覚を研ぎ澄ますと、周囲に薄く見えてくるものがある。
緒環 伸:ありとあらゆる物、人、事象に結ばれた細い細い糸だ。
緒環 伸:そっと触れ、指を動かすのはほんの僅か。それで、全ては少しずつ動きを変える。
緒環 伸:(これで少し動きやすくなる……かな。まあ、これくらいはやらないとね)
緒環 伸:楽器を奏でるように、人形を操るように……彼は世界を調える。
緒環 伸:"パペッティアー"の見るその糸を、彼は、『運命』と呼ぶ。
花村クロエ:ではそのまま行動値12でこちらの手番!
花村クロエ:マイナーでジェネシフト!
花村クロエ:97+1d10
DoubleCross : (97+1D10) → 97+5[5] → 102

花村クロエ:オッケーオッケー
花村クロエ:メジャーでコンセ+飢えし影+戦闘嗅覚
花村クロエ:ショック・Rのロイスを昇華しCを-1。
花村クロエ:13dx6+21
DoubleCross : (13R10+21[6]) → 10[1,1,3,3,3,5,6,6,7,8,8,9,10]+10[2,3,8,9,9,9,10]+10[2,3,6,6,10]+10[4,6,8]+10[4,10]+3[3]+21 → 74

花村クロエ:原初の紫:妖精の手!
花村クロエ:1dx6+81
DoubleCross : (1R10+81[6]) → 4[4]+81 → 85

花村クロエ:ぬーっ!
花村クロエ:あ、対象はもちろんDD
D・D:ドッジはしません。ガードします。
花村クロエ:9d10+14
DoubleCross : (9D10+14) → 64[7,5,9,5,5,6,10,10,7]+14 → 78

花村クロエ:諸々有効!
D・D:それは…本当にギリギリで持ちこたえました。
D・D:虫の息です。
GM:演出お願いします。
花村クロエ:「ワタクシは、負けません」
花村クロエ:鉄の巨体を見据えて、手を翳す
花村クロエ:「上本に恥ずかしくないように、ワタクシは」
花村クロエ:「貴方なんかに、絶対負けません……ですわ!」
花村クロエ: ど  ぱっ !
花村クロエ:沼のように広がった影から、無数のマネキン人形が
花村クロエ:短剣や鎌を持って飛び出し
花村クロエ:ずが がしゅ!!
花村クロエ:D・Dの各部に、一斉に刃を突き立て、動きを鈍らせる
D・D:火花や煙、油のような体液をまき散らしながらも、まだ動いている。
花村クロエ:「舞い踊って戴きます」
花村クロエ:「一夜の、”残酷劇(グランギニョル)”っ!」
花村クロエ:「……かずき!」
源五郎丸 一姫:「応よ!」
GM:イニシアチブ。源五郎丸さんの行動です。
源五郎丸 一姫:マイナー、《完全獣化》《知性ある獣》。侵蝕106! メジャー、《コンセントレイト》《伸縮腕》《神獣撃》!
源五郎丸 一姫:14dx7+18
DoubleCross : (14R10+18[7]) → 10[1,2,2,3,4,6,6,6,9,10,10,10,10,10]+10[1,3,3,4,4,9]+3[3]+18 → 41

D・D:ガードします。
緒環 伸:《妖精の手》使用。最後のダイスを10に変更します。
花村クロエ:っしゃあ!
緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+4した(侵蝕率:109->113)
源五郎丸 一姫:ありがたい!そしたら、と。
源五郎丸 一姫:1dx7+48 こっからだ
DoubleCross : (1R10+48[7]) → 2[2]+48 → 50

源五郎丸 一姫:切り上がったのでまあOK!
源五郎丸 一姫:6d10+5d10+12+10
DoubleCross : (6D10+5D10+12+10) → 29[4,3,9,6,5,2]+28[9,6,6,5,2]+12+10 → 79

花村クロエ:いける!
源五郎丸 一姫:装甲有効の79点!
緒環 伸:いけー
D・D:それは…
D・D:耐えられません!
花村クロエ:やったー!
緒環 伸:やった!
D・D:復活もなしで、戦闘不能となります。
源五郎丸 一姫:ばさりと髪が伸びる。
源五郎丸 一姫:着流しの袖から、異様に太く、長い腕が出現する。小柄な身体とは不釣り合いに。
源五郎丸 一姫:握っているのは、鏃のような形をした、巨大な鉄塊だ。
源五郎丸 一姫:「拓け、盤牛王骨」
源五郎丸 一姫:単純な大質量が、DDの車体に激突する。
D・D:マネキン人形を振り払った、直後。
D・D:鉄塊の質量が、車体を破壊していく。
D・D:エンジンが爆ぜ、心臓が破裂し、機械と肉が混じった耳障りな断末魔を上げながら。
D・D:脱走者を追うマシンは、爆発炎上した。
GM:廃車が灯していた明かりが消え、爆炎が周囲を赤く染める。
源五郎丸 一姫:鉄塊に"巻き取られるように"して、腕が袖の中に吸い込まれる。
源五郎丸 一姫:「……あれで起き上がられたらどうしようかと思った。まったく」
源五郎丸 一姫:「家族の時間を邪魔するもんじゃない。自分の尻でも蹴り飛ばしてろよ、野暮天」
源五郎丸 一姫:ばさり、と長くのびた髪をかきあげる。

【バックトラック】

GM:まずEロイスですが
GM:衝動判定の際の《衝動侵蝕》に加えて、車を調達するという体で《マジカル☆リクエスト》を持っていました。
GM:仮に追手を破壊しても次々新しい車が…という感じで、フレーバー的側面が殆どではありますが。
源五郎丸 一姫:なるほど。
GM:ということで、振られる方は振って頂ければと。
源五郎丸 一姫:ん、こっちは使わない。
花村クロエ:ふらず!
緒環 伸:大丈夫かな
GM:では、続いてDPの方を。残り点数から自由に、1点につき1引き下げられます。
花村クロエ:使いまーす
花村クロエ:108に!
GM:花村さんは残り0では?
花村クロエ:あ、そうか
花村クロエ:使用ってそういうこと!
花村クロエ:なるほどなあ
GM:すいません! その辺り説明不足で…
花村クロエ:では普通に振ります!一倍!
花村クロエ:いえいえー!
緒環 伸:残り3点かな。使います。110に。
GM:緒環さんは残り3、源五郎丸さんは残り
GM:6でしょうか
花村クロエ:114-5d10
DoubleCross : (114-5D10) → 114-31[10,5,7,2,7] → 83

緒環 伸:110-6d10 一倍振り
DoubleCross : (110-6D10) → 110-41[3,9,10,1,9,9] → 69

花村クロエ:オッケー帰還
源五郎丸 一姫:ですね。2点使って110まで落として。
緒環 伸:おしい
源五郎丸 一姫:ロイス6本で等倍!
源五郎丸 一姫:110-6d10
DoubleCross : (110-6D10) → 110-34[9,6,4,3,8,4] → 76

緒環 伸:下げなくてよかったやつだなw まあいいや
源五郎丸 一姫:OK.5点域!
花村クロエ:5点!
緒環 伸:4点ですね
GM:ではまず、セッションに最後まで参加、よいロールプレイをした、他プレイヤーを助けた、セッション進行補助、予定調整等…
GM:こちら5つ分(通称:いつもの5点)
GM:Eロイスが2つで2点
源五郎丸 一姫:イエス!
GM:サブトピックは未開示のままでしたが、メインの目的は果たしましたので
GM:ここに5点
GM:計12点に、帰還点を足して頂いた分が、皆さんの点数となります。
源五郎丸 一姫:合計17点ですー
花村クロエ:17で!
緒環 伸:16点!
GM:C((17+16+17)/3+1)
DoubleCross : 計算結果 → 17


【経験点】
・GM:銀河忍風/17点
・PL1:森田/17点
・PL2:さささ/16点
・PL3:里村/17点
(敬称略)


GM:以上の点数が配布されます。
花村クロエ:いただきます!お疲れ様でしたー!
緒環 伸:いただきます!
源五郎丸 一姫:いただきましたー!

【エンディング01/緒環 伸・源五郎丸 一姫】

GM:N市某所、深夜。
GM:FHエージェントが残した脅威存在を排除し、傷付いたイリーガル一名とFHからの脱走者一名を救護班に預けた二人は、
GM:現場の処理を引き継ぎ、帰路に就いていた。
源五郎丸 一姫:「このクソ寒いのに」袖を余らせた学校制服にウィンドブレーカー。両手を口元に当てて息を吐く。
緒環 伸:「はは。まあ、結構動いたからねえ」
緒環 伸:実際は攻撃を避けた時ぐらいしか動いてはいない。
源五郎丸 一姫:「車なりで送ってくれないのは理不尽じゃないか。これ」ローファーで、歩道の小石を蹴り飛ばす。
緒環 伸:「この辺タクシーあんまり通ってないんだよな」道路を見ながら。
緒環 伸:「ま、頼れるボディーガードがついてますし、危険はないよ」ヘラヘラと笑う。
源五郎丸 一姫:「逆だって言えばいいのか? 逆じゃないかって言えばいいのか?」
源五郎丸 一姫:首を傾けてふりむく。かるく睨む。
緒環 伸:「逆と言えば逆かな。君の方が強いし」
緒環 伸:「頼りにしてますよ」
源五郎丸 一姫:「どうしたって逆じゃないか」ウィンドブレーカーのポケットに手を突っ込んで。
源五郎丸 一姫:「戻ったら……」
源五郎丸 一姫:「書類の面倒だけは見てくれよ。私、そっちはぜんぜんできないし」UGN所属としては新人イリーガルなのだ。所詮は。
緒環 伸:「もちろん、任せておいてよ。それは僕の役目だし」
緒環 伸:「さらさらっと書き流しておいてあげるよ」
源五郎丸 一姫:「……嫌な予感しかしない」街頭の明かりに吐く息が白い。
源五郎丸 一姫:街の明かりに押されて星は見えないが、月だけは夜空にかかっている。
緒環 伸:「なんか融通効かせたいこととかあったら言うといいよ」汚れた革靴ですたすたと歩く。
源五郎丸 一姫:「何を効かせたらいいかわからないよ」背筋を伸ばして、やや早足。歩調がそれくらいじゃないと合わないのだ。
緒環 伸:「僕は書類の魔法使いって異名があるんでね。よく書き直せって言われる」ほんの少しペースを落とす。
緒環 伸:「……元FHの子のことだって、少しは甘く書いてあげようと思うよ」
源五郎丸 一姫:とんとん、と少しつま先で跳ねるようにして、コンパスを修正して。
源五郎丸 一姫:「それなら魔法は、クロエのやつに回してやって。私は真面目にやるよ」
源五郎丸 一姫:「……タクシー通らないかな」
緒環 伸:「えらい子だ。なんかごほうびをあげようね。今特に何も持ってないけど」
緒環 伸:『満車』のランプをつけたタクシーが一台通り過ぎたりする。
源五郎丸 一姫:「小遣い稼ぎは間に合ってるよ。今のバイトで」
源五郎丸 一姫:その場で足踏みして。
緒環 伸:「……なかなかそう上手くはいかないなあ」通り過ぎる車を見送る。
源五郎丸 一姫:「もういい。走ろう」
源五郎丸 一姫:「おっさんも、体動かしたほうがいいよ。きっちり」
緒環 伸:「体力あるなあー」革靴の爪先をとんとん、と地面で叩き。
緒環 伸:「ま、たまには運動も、か」
緒環 伸:「……僕ぁ、結構徒歩も好きなんだけどね」
源五郎丸 一姫:「何メートルまでだよ?」
緒環 伸:「さあ、到着まで気長に、かなあー」軽く腕を伸ばし。
緒環 伸:「行きますか。よーい……」
緒環 伸:どん、と号令を掛けて、夜空の下を走り始める。

【エンディング02/花村 クロエ】

GM:───事件から数日後。
GM:FHエージェント"ショック・R"の足取りはようとして知れず、花村クロエもまた姿を消していた。
上本 晶:夕暮れの通学路を、一人歩いて帰っている。
花村クロエ:その頭の上に丸い影がさす。
上本 晶:ふと、影を見て上を見る。
花村クロエ:ふわりふわりと
花村クロエ:ゴスロリ日傘を差して、その正面へと降りる
上本 晶:「クロエちゃん……」
花村クロエ:「ごきげんよう上本」
花村クロエ:「奇遇ですわ」
上本 晶:その両肩を、勢いよく掴む。
花村クロエ:「きゃ!」
上本 晶:「駄目じゃないか、いきなりいなくなっちゃ!」
花村クロエ:「い、いきなりなんですの!」
上本 晶:「みんな大変で……探したりして」
上本 晶:「心配だったんだ、とても」
上本 晶:大声の一方で、表情には安堵の色が浮かんでいる。
花村クロエ:「……」
花村クロエ:しばらくなにか言い返そうとして口をもごもごしていたが
花村クロエ:やがて俯いて
花村クロエ:「ご、ごめんなさい……ですわ」
上本 晶:「……そりゃ、確かにそう簡単に保護ってわけにはいかないと思う」
上本 晶:「色々聞かれたり……酷いことをする人も、いるかもしれない」
上本 晶:「でも」
上本 晶:「僕が知ってる人たちは、そんなことないから」
上本 晶:少し屈んで、視線を合わせて。
上本 晶:「ちゃんと、話をしに行こう」
上本 晶:「まずは、心配してくれてた緒環さんと一姫さんに謝りに」
花村クロエ:「……上本が、心配してくれているのはわかります」
花村クロエ:「でもワタクシには、まずやらなければいけないことがあるのですわ」
花村クロエ:「緒環と一姫には、上本が伝えてください……ですわ」
花村クロエ:顔を上げて、その目を合わせて
花村クロエ:「ワタクシは、お兄様を探します。次の街へ、次の次の街へと」
花村クロエ:「上本に会いに来たのは、元気になったのを確かめるためと」
花村クロエ:「……お別れを言うためですわ」
上本 晶:「……どうしても」
上本 晶:「行くんだね?」
花村クロエ:こくりと頷いて
花村クロエ:「上本がいてくれて、ワタクシはまたこの道を歩き出す勇気が湧きました」
花村クロエ:「ですから、ワタクシは」
花村クロエ:「わ、ワタクシは」
花村クロエ:「さよならをしないと、いけないの……ですわ」
花村クロエ:また目を潤ませつつ
上本 晶:「………そっか」
上本 晶:「本当は、無理にでも引き止めたいけど」
上本 晶:「でも、止めるのは違うと思ってる自分もいる」
花村クロエ:「上本のような人に出会えたのは、ワタクシの誇りです」
花村クロエ:「どうか胸を張ってほしいのですわ」
上本 晶:「……クロエちゃん。ペンダント、持ってたよね」
花村クロエ:ぐすぐす涙を拭いつつ
花村クロエ:懐からペンダントを出す
花村クロエ:「ええ、これはお母様の形見」
花村クロエ:「ワタクシの宝物です」
上本 晶:クロエが出したペンダントを見て、こちらも懐から何かを取り出す。
花村クロエ:「?」
上本 晶:よく似た雰囲気の、ペンダントを。
上本 晶:「なんとなく、気になってて」
上本 晶:「僕の……らしいんだけど、よくわからないんだ」
上本 晶:クロエの掌のペンダントの隣に、そっと置いてみる。
花村クロエ:「……」
花村クロエ:震える手で、三日月の形を
花村クロエ:差し出された居待月の形に合わせる
上本 晶:「……偶然、だけど」
上本 晶:「でも、こんな風に、合わさるっていうか……そういうことって、あるから」
上本 晶:「頼ってくれたら、力になるよ」
花村クロエ:「…………」
花村クロエ:ぎゅっと、手の中のペンダントを握りしめ
花村クロエ:「うう……ううううっ……」
上本 晶:「クロエちゃん…?」
花村クロエ:そのまま泣き崩れ、しゃがみこんでしまう
花村クロエ:「うあああああん!うあああああああん!!」
花村クロエ:大声で泣きじゃくる
上本 晶:「ちょ、ちょっと!?」
花村クロエ:「お」
花村クロエ:「……おいいひゃま……」
上本 晶:「……なんだって?」
花村クロエ:「お……い……ぐすっ」
花村クロエ:「おにいさまーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
花村クロエ:ひしっ!!
花村クロエ:涙でべそべそになったまま、上本くんに飛びつく
上本 晶:「いやっ……ええ!?」
花村クロエ:「運命は、やっぱり」
花村クロエ:「全部!2人のために!」
花村クロエ:「もうクロエは離れません!ずっとずっと!お兄様と一緒です!」
花村クロエ:「おにいさまーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
花村クロエ:涙でぐしゃぐしゃになりながら
花村クロエ:ようやく手に入れたこの世界でたった一つの暖かさに、満面の笑顔を浮かべたまま
花村クロエ:ずっと、そうしている。

GM:以上で本セッションは全行程終了となります。
GM:皆様、お疲れ様でした!
緒環 伸:お疲れ様でした!
花村クロエ:お疲れ様でしたー!
源五郎丸 一姫:お疲れ様でしたー!